世界遺産の分類についてどうなの？

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世界遺産はその種類について正式には3分割されます。


文化遺産・自然遺産・複合遺産がそうです。


「文化遺産」とは顕著な普遍的価値を持つ建造物・遺跡など。

分かりやすく言うと記念物、建造物群、遺跡。

現在、約750個。

モンサミツシェル、アンコールワットなど。


「自然遺産」とは顕著な普遍的価値を持つ地形・生物多様性、景観美を備える地域など。

分かりやすく言うと地形や地質、生態系、景観、絶滅のおそれのある動物の生息、

生息地域など。

現在、188個。

グランドキャニオン国立公園、ハロン湾など。


「複合遺産」とは文化と自然の両方について普遍的価値を持つもの。

分かりやすく言うと文化遺産と自然遺産の両方に登録されている遺産のこと。

現在29個。

マチュピチュの歴史保護区、ウルルカタ・ジュタ国立公園など。



あと世界遺産の中で何らかの絶滅の脅威にさらされている、もしくはその恐れ

があるものを「危機遺産」と言います。

世界遺産に登録後も保全の状況を6年毎にユネスコの世界遺産委員会に報告し

審査を受けます。保全状態が悪い、価値が失われたと判断されれば登録抹消も

あるんです。

オーマンのアラビアオリックス保護区。

ドイツのドレス・エルベ渓谷など。



ココだけのお話なんですが、「世界遺産検定」なんてのもありあす。

認定者は約2万5000人。


4つの級に分かれていて、年に4回実施されるそうです。


内容は級により異なり、

3級なら主要100物件から。

2級は主要300物件から。

出題されます。

世界遺産の理念や、各遺産の過去から現代までの歴史の流れを理解しないとなかなか

合格できません。


講座もあるそうで、ある会社は年間4万位添削付きでやっていますので

ご興味のある方は検討ください。笑


世界遺産に登録されている建造物や自然環境は、旅行先としても絶大な人気を誇っています。


歴史背景や新たな知識や雑学を学ぶことで、ご自身の旅行が今よりもっと楽しくなります！

根気のある方はご自身でトライ下さいね。

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