世界遺産登録｜日本の場合はどうなの？

スポンサーリンク

---

日本の場合の政府担当機関はどこでしょうか？


実は非常にややこしく担当官庁が別れています。

「文化遺産候補」は文化庁。

「自然遺産候補」は環境省や林野庁。

これらに文部科学省や国土交通省などで構成される「世界遺産条約関係省庁連絡会議」で

推薦したい物件が決められます。



推薦物件リストが先程の「暫定リスト」として外務省を通じユネスコに提出される

流れになっています。

「暫定リスト」とは世界遺産登録に先立ち、各国がユネスコ世界遺産センターに

提出するリストのことで、1年から10年以内をめどに世界遺産委員会への登録申請を

目指すものが記載されています。



原則、「暫定リスト」への推薦は各国の関係機関しか行うことができません。

しかし、「危機遺産リスト」への登録の場合は例外で、根拠が明確なら、

個人や私設団体からの申請も受理される場合もあるとのことです。



「暫定リスト」には世界遺産委員会で不登録となったものを掲載し続けることは、

原則として禁止されています。



世界遺産委員会は、条約締結国に対して、「暫定リスト」への掲載に当たり、自国内

で厳格に吟味することや保護活動が適正に行われていること十分示すように

求めています。


また、「暫定リスト」作成ではまだ登録されていない種類の物件を推薦することや

世界遺産を多く抱える国については極力候補を絞り込むことを呼び掛けており

登録物件の偏りを是正することに注視しています。


物件のリストアップ、候補物件の保護・保全と「候補リスト」に推薦されるだけでも

中々スムーズには行かないんですね。


国内で世界遺産委に推薦されていない「国の重要文化財」はまだまだ多く存在する

と思います。

何が世界遺産で何が登録されてないか分かりませんが・・・・笑


我が国「日本」は島国です。先に出た「世界遺産に登録の例がない物件」

何かありそうな気がしませんか？

個人的には沖縄諸島の無人島で昔人が住んでいた島とか怪しいと思いますが・・・


「世界遺産探しの国内旅行」なんてのもいいかもしれませんね！(^^)

---

スポンサーリンク

タグ：暫定リスト